新宮へ結末編


雨の中倒れてしまった1号君本当にもはやこれまでなのでしょうか……

先程までの強烈な雨も止み地面が乾き出したその時‼️

R君が学校から帰ってきて1号君を発見。

R君….1号君どうしたのってよりなんでここに居るのっと?

1号君….ひ..さ..し..ぶりっと弱い声で。

この2人今年の1月に会って約半年ぶりの再会なんです。

R君…何もまだ食べてないのと問うと

1号君…何も食べてない。

R君…中入って簡単なものしかないけど取り敢えず何か食べて体力戻さなきゃ…

1号君….すまね….Rの兄さん

軽い食事をご馳走になり再び外に出て今回の経緯を1号君はR君に伝えると…

R君….これ少ないけど新宮市までの交通費。

電車の乗り方とか書いてるからこの通り行けば大丈夫。

分かんなかったら駅員さんにしっかり聞くんだよっと…

1号君….すまね〜Rの兄さん…流石歩く顔面Vシネマの息子だ。

気前がいいぜこの恩ぜってえ忘れねえベランメ〜っと

ポロリ涙が….

R君何やら考えを持ちながら1号君を抱き抱えたその時…..

R君…僕もお父さんに半年ぶりに会いたいし、え〜い車で今から高速飛ばせば明け方までに着くから新宮まで送ってあげる。

さっき上げた交通費は新宮の事務所のマスコット君達、那智勝浦のゲストハウス勤務の子達に何か買ってあげて…..

1号君…..本当にいいのか?

R君…本当に良いよ早く車乗る準備して。

1号君…ナウなイケてる色の車じゃないか〜

ベランメ〜歩く顔面Vシネマのオヤジと同じだぜ。

R君…照れ笑い

1号君おもむろに助手席のドアを開けよいしょっと。

そして助手席に乗り込みR君の運転で約600キロの新宮への旅が始まりました。